AWS Firewall Manager は多数のアカウントとアプリケーションにわたって中央で AWS WAF ルールを設定、管理することを容易にするセキュリティ管理サービスです。Firewall Manager を使用すると、AWS Organizations の多数のアカウントにわたって Application Load Balancers と Amazon CloudFront のディストリビューションに対する AWS WAF ルールを容易にロールアウトできます。新たなアプリケーションが作成されると、Firewall Manager は初日から共通のセキュリティルールで新規アプリケーションとリソースを容易にコンプライアンスに適合させます。これで単一のサービスを用いてファイアウォールのルールの構築、セキュリティポリシーの作成ができ、これらを Application Load Balancers と Amazon CloudFront インフラストラクチャ全体にわたって一貫して、階層的に管理できます。
利点
既存、新規アプリケーションのコンプライアンスを確保
AWS Firewall Manager は既存のリソースや新規に作成されたリソースが、必須のセキュリティポリシーに自動的に準拠するようにします。このサービスは多数のアカウントにわたって、新規の Application Load Balancer または Amazon CloudFront リソースが作成されるたびにこれらを発見します。例えば、US Department of Treasury の Office of Foreign Assets Control (OFAC) 規制を満足する必要があれば、Firewall Manager を用いて、お客様の Application Load Balancer と Amazon CloudFront の全アカウントにわたって輸出入禁止国からのトラフィックをブロックするルールをデプロイできます。
会社全体にわたるルール管理の簡素化
AWS Firewall Manager は AWS Organizations と統合されていますので、複数の AWS アカウントとリソースにわたって中央から AWS WAF を有効にできます。ルールをグループ分けし、ポリシーを作成し、これらのポリシーを一貫性を持って Application Load Balancing と Amazon CloudFront インフラストラクチャ全体にわたって適用できます。例えば、複数アカウントにわたるグローバルセキュリティポリシーを適用できるようにしつつ、ひとつのアカウント内でのアプリケーション固有のルールの作成を委任できます。
AWS WAF に対するマネージド型のルールを容易にデプロイ
AWS Firewall Manager はまた AWS WAF に対するマネージド型のルールと統合され、これはあらかじめ設定された WAF ルールをお使いのアプリケーションに対して容易にデプロイできる方法となります。このことは、AWS Marketplace Seller で提供され、アップデートされるマネージド型のルールを選択し、これをコンソールでの数クリックのみで Application Load Balancer と Amazon CloudFront インフラストラクチャにわたって一貫性を持ってデプロイできることを意味します。例えば、AWS Marketplace から、CVE パッチ更新された WAF のマネージド型ルールにサブスクライブすることで、会社全体をゼロデイ脆弱性から容易に保護できます。
インターネット上の攻撃に対する素早いレスポンスを可能に
AWS Firewall Manager はお客様のセキュリティチームに脅威に関する通知を発しますので、攻撃に対する素早い対応、緩和が可能です。例えば、Amazon GuardDuty が不正な IP アドレスからのお客様のアプリケーションへのアクセスを見つけた場合、会社全体の Application Load Balancers と Amazon CloudFront ディストリビューションにわたってその IP アドレスに対するブロックを適用するファイアウォール保護ポリシーを素早くデプロイできます。
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